昨日は父方のじいちゃんの命日だった。
会社帰りに供花を持ってお墓まで。
既に辺りは暗く、街灯もない中でお墓掃除したりなど
ちょっとアヤシイ人に見えたかも。
私が生まれるより前に亡くなってしまったので写真でしか見た事ないじいちゃん。
家を建て替える時にでてきた古いアルバムに
じいちゃん、ばあちゃんの若い頃の写真があった。
じいちゃん二十歳前後。
やだっ!かっこいい!(笑)
警官だったじいちゃん。
写真は戦前の警察の制服。
ばあちゃんの話によると、身長が六尺(約180cm)以上あったので
着物を仕立ようとすると一反では足らなかったそうだ。
当時にしては高身長よねー。
旅行の記念写真とか見ると頭一つ飛び出てる。
ばあちゃん。
昔から付き合いのある方に
「お宅のおじいちゃん、おばあちゃんは美男美女の夫婦でねぇ」
と言われた事があるが、納得。
(私にその要素が遺伝しなかったのが残念である。)
和裁の先生をしてて
浴衣なんかは毎年のように仕立ててくれた。
二人は戦中にありがちな
「戦争から生きて帰ってこられたら結婚しよう」という約束を果たし。
じいちゃんが警官だったため転勤の度に引越し。
時にはじいちゃんが単身赴任。
(父は同窓会があっても友達を覚えてないし、相手にも忘れられている程引っ越したらしい。)
じいちゃんが60歳手前で病死してしまうと
ばあちゃんは供養にと、毎日かかさず写経をしていた。
ばあちゃんは私が高校生の時に亡くなってしまったので
今頃はあの世で仲良くしている事だろう。
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