2016年1月6日水曜日

自由と責任

年末に地元のプレーパークへ行ってきた。


「お弁当とケガは自分持ち」のコンセプトのもと、
刃物使うことも火を使うこともできる。

ハイジに出てきたような長いブランコ
ハンモックにターザンロープ
木でできたシーソー(?)
丸太の一本橋などなど…

焚き火もしていたし、奥の方では窯を作ろうと
大人たちが集まって試行錯誤していた。


うちの子はまだ3歳なので一人ではできない物もあったけれど。

そうそう、森の一角にベニヤ板が円形に立ててあって
(20cmくらいの高さで1mくらいの円)
中には落ち葉がぎっしり。
「なんじゃ?こりゃ??」と私が見ていたら、子供は迷いなく
「わああ!!葉っぱのお風呂だああ!!」
と言って入りました。

うん、自由だな。
自由だ。
フリーダム。

他に子どもが気に入ったのは
木の板に区切りをつけて、その板を切り株にのせて傾斜をつけた自動車コース。
3コースあって、手作りの木製自動車を走らせる事ができる。

ただ、手作りゆえ板に残るコブや穴で車がはねたり停まったりと
いつも同じ結果にはならないのが面白い。


その日はプレーリーダー含め20人ほどいたかな?
うちの子と同じくらいの年齢の子もいたし、
小学生くらいの子もいた。

小学生の子たちが、木製の車を投げて遊びだした。
山なりな「ぽーん」て投げ方ではなくて、
一直線にビュンッて感じの投げ方。

で、私は悩んだ。
これは注意するべきことか。

ここではケガは自分持ち。
何をするのも「基本」自由。
最近の公園ではできないような遊びが出来るのがウリ。
用意されたおもちゃには手作りの弓矢があったりもする。
(矢の先はゴムボールがついている)

では、木製の車を投げるのは?
本来の使い方とはもちろん違う。
しかし彼らはとても楽しそうだ。

んんん…。

考えた結果、投げる先に他の子供がいる時にだけ注意した。

「ダメ!」と言うのは簡単だ。
そりゃあ禁止すればケガも防げるだろう。
その結果が最近の遊具もなく、ボール遊びもできない公園ではないか。

自由には責任がともなうのだ。

気軽な気持ちで森へ来たけれど、さじ加減が難しいな。
などと思った次第。

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