2012年2月21日火曜日

七宝まり 30個パーツのものについて

以前作った七宝まり

2個目の後、 直径4cm のものを二つ作りました。
これは今度UPするとして。


七宝まりで画像検索したら、よくある8面体のまりではなく
20面体のまりが出てきた。

質問トピックで
「型紙は12個パーツで出来てるものと同じで良いか?」 
との事。

やり取りの中で
「72度×2=144度 で型紙をおこすのかな?(通常は半円なので180度です)」
と書かれていました。


考えてみました。
72度は円を5等分した角度です。
……。
12個パーツのまりの様に、
赤道(という表現でわかる?)を通って5個のパーツが一周するならそれで良いです。
30個パーツのまりは20面体です。
赤道を一直線に通るルートはありません。
一直線に通るルートは、以下の図の青線部分です。
(下図では一本しか図示していません。そういうルートは正20面体には12本あるはずです。)
 *図の書き方がへたくそなのでアレですが、本来青線と赤線は被ります。 
*赤線は、上記サイトの写真をもとにした木の葉型パーツの長辺
*緑は想像される球
*黄色線は赤道

つまり、72度で型紙を作ると、青線のところで輪切りにしたような五角錐になる

球の中心部まで、パーツは届かない。

では何度なのか。

正20面体について調べてみた。
黄金比と正20面体
ほうほう。
黄金比を持つカード3枚で正20面体を作れるのか。
(記事中、黄金比が1:√2となってますが、1:1+√5/2の間違いと思われます)

計算すりゃ角度を求められる気がします。
短辺が1、長辺が1+√5/2の長方形の対角線の1/2の位置を頂点、短辺を底辺とする三角形の頂角…?
数学の、三角関数が範囲の試験で赤点を取った私です。
無理です。

実力行使しました。

黄金比のカードを用意し、対角線を引いて角度を測ると…
ん~、63度~64度の間くらい?

なんて四苦八苦していましたが、中心角で調べれば良かった模様。
正12面体と正20面体の2角について

正20面体の中心角は63°26'だそうです。
カードで調べた値とだいたい一緒ですね。

そうすると、まりのパーツは正三角形に近い形になるってことか。
確かに、正20面体をある角度からみると正六角形に近い形が現れますもんね。


縫物なので、綿の入れ具合などで調整すれば
正三角形でパーツを作っても何とかなりそうな気がします。
(こういういい加減をするからいつまで経ってもへたくそなのかw)


今後、30個パーツのまりを作ったらUPしたいと思います。
……。
12個パーツ作るのも飽きるのに30個も作れるかなー。




↓その後、出来ました!↓

30個パーツのまり(20面体)

その後さらに30個パーツ正12面体の鞠を作りました!

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