2011年2月22日火曜日

たばこと塩の博物館 「小林礫斎 手のひらの中の美」を見に行ってきた。

を見てきた。

ミニチュア好きとしては、このホームページを見てるだけでワクワクするんだけど
実物はずっーと凄い!!!

象牙の人形、1.6cm。
「1.6cmってこの位だなー」とわかってるんだけど
見るとやっぱり「ちっさ!!!」
なのに関節は動くし、髪は植毛されてるし…

象牙の箪笥、数cmの物もあれば1cmに満たない物も。
物によっては、抽斗をあけるためのピンセットが付いてる(笑)
蒔絵や彫刻が施されてる。
考えられない小ささなのに、美しい。

煙草入れ、約2.5cm×3.5cm。
HPの写真は拡大されてるけど、どこにも小ささを感じさせない。
実物を見てもその印象は変わらない。
縫いもしかっりしてて、細工された金具も見事。

独楽なんて大きいものでも5mm。
小さいものは2mm。
なのにちゃんと回るってどういう事?

見落としそうになったのは約1mmのサイコロ。
大きく矢印でもつけて欲しい。
「ここです」って。
目の悪い人には見えなかったんじゃなかろうか?
(拡大鏡の貸出ありました。)
そんな小ささなのにきちんと立方体で、目もきちんと入っている。
当たり前だけど、これを振ったらどこに行ったか探すのが困難だろう(笑)

巾着、最小で約3.5mm×3.5mm。
買って帰ったカタログには「これらを作るための型紙」と型紙が掲載されていた。
(展示もあったかもしれないが、物がミニチュアだけに点数が多すぎて覚えていない)
で、その型紙で5mm程度なのに縫い代まで示されてる!?
ちゃんとマチがとられてるし、紐は飾り結びだし、緒締めもついてる。
ほつれなんか一切見えないよ!
なんなの??一体。

豆本はたいてい2cm程度。
中の絵や書も上手い…。

米に字って聞くけど、米はもちろんゴマにも絵や字が!
字だって1字じゃないよ!
「不動明王」や「大日如来」と書かれてたり、
都都逸が書かれてたり。


もうね、誰かがスモールライトですべてを小さくしたとしか思えない世界。
これが入館料100円で見られます。
2/27まで、興味のある方は是非。

ただし、非常に目がチカチカするのでご注意を(笑)

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